TOP > 特集 > イベロツアーの旅 > vol.24 スペインにおける日本への支援活動の広がりについて
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2011年3月11日に発生した東北関東大震災は、
刻一刻と被害状況が明らかになるにつれ、そのあまりにも無残な爪あとと増え続ける被害者数に世界中の人々も衝撃を受けました。 スペインの報道でも毎日大きく取り上げられると共に、様々な方面で日本への支援を行おうという動きが広がっています。 |
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日本からの利用者も多いスペイン全93箇所のパラドールには3月14日の段階で500人近い日本人が宿泊していましたが、日本人宿泊客に対して、自国への安否確認を手助けするために、無料でインターネット接続を提供する等の協力を申し出ました。 また、カタルーニャ州では、州の守護聖人でもありカタルーニャ人にとって重要な日のひとつでもある4月23日サン・ジョルディの日を 日本への支援の日に位置づけることを宣言し、この日に震災被害者支援のためのチャリティー活動などを行うことも検討していると発表しました。 |
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スペイン三大祭りのひとつである、バレンシアの火祭りのメインイベントの一つであるマスクレタ(爆竹ショー)。 最終日である3月19日には、火薬師リカルド・カバジェル氏が登場し、数千人の観客の中、215kgの火薬を使ったショーが日本の被災者に捧げられました。 カバジェル氏によれば、自社の火薬の25~30%が日本にむけて輸出されており、日本とはなじみが深く、それゆえに今回の日本の災害により、とても心を痛めているとコメントしました。 現地で実際に見ていた方のお話によれば、音の一つ一つにがんばれがんばれと言われてる気がしてあふれる涙を止められなかったそうです。また、「なくなった方への送り火と、復興へののろし」であったと表現された方もいたそうです。 ショーの後、カバジェル氏に直接お礼を告げることができたそうなのですが、氏は日本人の礼儀正しさにいつも感銘を受けている、災害にあったことはとてもつらいけれど、すぐに復興することを信じている、日本人は強いんだからと言って下さったそうです。 |
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また、スペインサッカー界でも支援の動きが広がっています。 リーガ・エスパニョーラのFCバルセロナやレアルマドリッドなども、試合開始前に「我々は日本とともにある」というメッセージを表明したり、選手達も義援金などの協力を呼びかけてくれています。 アトレティコ・マドリーのアグエロ選手はメッセージビデオで「サッカーとスペイン、日本と共に…」と日本語とスペイン語と赤十字への募金を通して、日本を支援を呼びかけるキャンペーンを行っています。 Todos con Japón from Sergio Aguero on Vimeo. また、3月19日に行われたアトレティコ・マドリー対レアル・マドリーのマドリッドダービー戦においては、試合開始前のグランドで、選手達とスタンドの五万人もの観客達が全員一斉に日本の被災者のために黙祷をささげ、スタジアム内でも募金を呼びかけるなどの支援活動も行われました。 |
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これらの呼びかけに応じて、市民レベルでも日本を支援しようという動きが高まっています。 携帯電話会社もショートメッセージを送るだけで募金が行えるキャンペーンを呼びかけ、Movisterだけでも数日で4万通を超える協力が集まりました。 また、スペイン在住の日本人女性の呼びかけた「千羽鶴プロジェクト」に応じて、日本への復興の願いと祈りをこめた折鶴の画像が寄せられています。セビージャでも、現地在住日本人が中心となり、3月26日に有名なフラメンコダンサーのファルキートや日本人アーティストらの出演するチャリティーイベントが計画されています。 その他、学校などで在住日本人が中心になってチャリティーイベント(詳細はこちら)を計画したり、募金を呼びかけたりといった市民レベルでの協力も広がりを見せています。 これらの背景には、スペインでは巨大地震・津波・原発事故などが厳しい状況が続く中であっても、冷静に規律正しく団結して対処しようとする日本国民の姿勢に驚き・尊敬の念をもって受け止められてることも一因といえるかもしれません。 困難な日々が続く日本ですが、「君たちは一人じゃない。私達が一緒だ」とスペインのみならず世界中の人々からの支援の気運が高まっています。 (2011年3月 スペイン・マドリッドより) |
城壁の街 アビラ
vol.2 残酷王と呼ばれたペドロ1世の城/カルモナのパラドール
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