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懐かしい味に出会う、スイーツ天国ポルトガル(1/2)

ポルトガル お菓子 スペインのバルのように、数十メートル歩けば目にするポルトガルのお菓子屋さん、パステラリア(Pasteraria)。
男女問わず甘党のポルトガル人には欠かせない、日常の一部となっているお菓子は、見た目も味もシンプルで素朴。甘さ控え目で見た目の美しさも要求される日本のスイーツとは異なるものの、どこか懐かしさを覚えるのはなぜでしょう。その理由は歴史に隠されています。

リスボンの街の記事(参照)でも紹介しましたが、ポルトガルと日本の関係は古く、誰もが学校で覚えた「1543年鉄砲伝来」もポルトガルからでした。その後、相次いで日本を訪れた宣教師たちがキリスト教伝道と共に、いろいろな品物を携えてきました。例えば、宣教師ルイス・フロイスが1569年4月に二条城で織田信長に謁見した際、フラスコに入った金平糖を献上したなど、時の権力者への献上品としてお菓子がたびたび歴史に登場します。南蛮菓子として、カステラやボーロ、キャラメル(カルメラ)、タルトなど今では日本人にお馴染みのお菓子が、この時代にポルトガルから日本へと伝わっているのです。

ポルトガルお菓子に懐かしさを感じるのは、そんな歴史があってのことでしょうか。では、ここからは絶対見逃せないポルトガルの代表的スイーツをご紹介しましょう。

これは欠かせない!絶品スイーツたち

まず、迷いなく1番に挙げるのが「Pastéis de Nata(パステイス・デ・ナタ)」。
日本でも流行ったエッグタルトの元祖です。これを食べるなら行けと言われているのがリスボンのベレン地区にある1837年創業の老舗「Pastéis de Belém(パステイス・デ・ベレン)」。
すぐ隣にある世界遺産ジェロニモス修道院に伝わる秘密レシピで伝統的な味を守り続けており、1日1万個以上も売れる超人気店です。少しクリームに焦げ目がついていて、パリパリのパイ生地が絶妙です。パステイス・デ・ナタは全国で売られるポルトガルのポピュラーな伝統菓子ですが、ここで売られるのは特別に店名と同じ「パステイス・デ・ベレン」と言います。あまりに有名でいつも行列が出来ていますが、その独自の味を試しに、修道院の観光後の休憩にでもぜひお立ち寄りを!

パステイス・デ・ベレン  パステイス・デ・ナタ

次にご紹介するのが、シントラの銘菓「Queijada(ケイジャーダ)」と「Travesseiro(トラヴセイロ)」です。
これを食べるなら黄色い壁が目印のパステラリア、「Piriquita(ピリキータ)」へ。
ケイジャーダはパステイス・デ・ナタと同様、ポルトガル各地で食べられますが、シントラのこのお店のものが一級品と言われています。
チーズを使ったタルトの様なお菓子で、チーズケーキがお好きな方はぜひお試しを。トラヴセイロはパイ生地の中にアーモンド入り卵クリームが入ったお菓子。サクサクしたパイの食感がお好きな方はこちらの方がおすすめ。

ピリキータ  ケイジャーダ




続きはこちら ≫『日本にも伝わったお菓子の源流を試そう!』


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