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ガストロノミー


タラゴナ料理を表わすならば、海と陸のハーモニーの一言に尽きます。

たら、えび、いか、あんこう、無数の小魚、揚げ物、煮物、焼き物と メニューに魚介類が並び、選択にとまどうほどです。

目移りしてどれを選択に迷ったときには、カタルーニャ名物の魚介のサルスエラを注文すれば、 問題は解決です。思いつく魚介類がすべてひとつの平なべで調理されて出されます。10数種の魚貝を1種ずつ茹でたり、揚げたりととても手間がかかっており、それらの上に、小魚の出汁とトマトと玉ねぎを加えてたソースをかけた豪華な一品です。

またフィデウエジャットという、魚介スープ仕立てのパスタで、フィデウアという 地方独特の細くて小さなマカロニのようなパスタを使ったものもお勧めです。

さらにタラゴナ料理にかかせないものといえば、ロメスコソースです。
アーモンド、ハイゼルナッツ、唐辛子、胡椒 を炒ったものに焼きトマト、 玉ねぎ、ニョラ(赤ピーマンの一種)等全てをすりつぶし、 これにオリーブオイルを少しづつ加えてペースト状にし、ビネガーと塩で 味を整えます。均整のとれたオレンジ色のとろみソースを仕上げるには 熟練の腕が必要。
料理にかけて食べるソースですが、パンにぬってもおいしいソースです。

タラゴナ市では、毎年5月の中旬から下旬にかけて、「タラコ・ア・タウラ」という グルメ祭りが開催されます。
これは市内の12のレストランが腕をふるい、ローマ時代のレシピで、太古のメニューを 賞味できるイベントです。一律食券制で、タラゴナ産のテーブルワインを1杯と タパス1品というお手軽コースとデザートまで含まれたフルコースの2種類があり、 祭り期間中は、地元の人だけでなく、多くの観光客でにぎわいます。