概要
スペイン西部、エクストゥレマドゥーラ州の州都であるメリダ。
この都市の起源は、紀元前25年までさかのぼります。
アウグストゥス帝の命令で建設された都市は、広大な古代ローマ帝国のいくつかの都市の中でも、最も重要な都市のひとつとして繁栄しました。
今もメリダの地に残されたローマ劇場、グアディアナ川にかかるローマ橋、 ミラグロス水道橋、トラヤヌス凱旋門など、偉大なローマ建築が帝政ローマ時代の当時の栄光を如実に物語っています。
約2千年もの昔のローマ人たちの偉業の保存に力を入れてきたメリダでは 現代の私たちが当時の姿のままを楽しむことができます。
このメリダの人々の功績が評価された結果、メリダの考古遺産群が1993年にユネスコの世界遺産に登録されました。
また、メリダでは毎年6月終わりから8月の終わりにかけてローマ劇場または円形闘技場では 古典演劇祭が開催されます。
この期間には、2000年以上前の古代ローマ劇場(当時は六千人収容の扇状の大劇場)と、円形闘技場(人間対猛獣の闘いなどに使用された14,000人収容の円形闘技場)で ギリシャ・ラテンの古典劇の上演を中心としバレエや舞踊など楽しむことができ 2009年には第55回目を迎えたこの演劇祭は、国際的な古典演劇祭としては最も重要なものの一つとして知られています。
メリダで、古代ローマ時代から受け継がれた、歴史の息吹を感じてみてはいかがでしょうか?