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みどころスポット

古代ローマ劇場

紀元前15~16年に、執政官アグリッパの指揮のもと建築されました。
その後、劇場は何回も改装が行われています。その中で重要なものは、1世紀末から2世紀はじめのトラヤヌス帝の時代のときのもの。
このとき、舞台の柱と皇帝や女神などの彫像で飾られた見事な舞台壁が造られました。
またもう一つの重要な改装は、330年から340年の間のコンスタンティノ帝の時代で、装飾的な要素が取り入れられ、劇場の周りの石畳道もこのときに造られました。
中世に強大な力を持っていたキリスト教徒は演劇を不道徳なものとしてみなしていたころから、劇場は廃墟同然と化し、客席上部の一部だけを除いて土に埋もれてしまいました。劇場の発掘が始まったのは、1910年になってからでした。

古代ローマ円形闘技場

紀元前8年に建築された円形闘技場は、剣闘士同士の戦い、猛獣同士の戦い、あるいは人間と猛獣の戦いを開催するために使われていました。
楕円形の闘技場の周りには約1万5千人も収容できる観客席があります。この観客席は3つの部分に分かれていますが、闘技場として使われなくなってから、近くの建築物に使うための石切り場として使用されたため、2つの部分は損傷が見られます。
<古代ローマ劇場と共通 6月1日-9月30日 9:30-13:45 17:00-19:15 10月1日-5月31日 9:30-13:45 17:00-18:15入場料 7€>

国立古代ローマ博物館

建築家、ラファエル・モネオの設計で建築された建物に、メリダの古代ローマ遺跡群から発掘された彫像やモザイクタイル、陶器など貴重な遺物が多数展示されています。
1986年9月にオープンとなりました。
ここは、遺物を展示するだけではなく、古代ローマ文化を研究すると共にその素晴らしさを一般の人々に伝える役目も果たし、様々な会議やフォーラム、講義なども開催されています。メリダの過去、また古代ローマ時代がどのようなものだったのかを知るためにはこの博物館の見学は必須です。
<3月1日-11月30日 10:00-14:00 16:00-21:00 12月1日-2月いっぱい 10:00-14:00 16:00-18:00 通年 日曜日午前のみ 月曜日休館 入場料 3€(土曜午後、日曜 無料>

ローマ橋

古代ローマ時代の主要道路のひとつ、デクマヌス・マキシムスの延長のために建造された橋です。
この橋を守るために軍隊が入植して都市となったという説もあることから、この橋がメリダの起源とも言えるでしょう。
グアディアナ川の流れがちょうど二つに分かれている、島にあたる部分で橋を支えることができる地点を橋の位置と決めたようです。
建築当初の構造は今のようにつながってはおらず、2つの区間に分かれていて、大きな堤防があった島のところでつながれていました。
1603年に起こった大洪水で橋の一部が壊れ、17世紀に修復されています。橋の全長は792mあり、全世界に残されているローマ時代の橋の中でも長いものの一つに数えられています。

ディアナ寺院

ローマ都市で商取引や裁判、集会が行われていた公共広場の回りに建つ建築物の一つで、宗教的な建築物としてはめずらしく保存状態が良好です。
女神ディアナを崇拝するものではなく、アウグストゥス皇帝を崇拝するための神殿だと考えられています。
建築は紀元前1世紀の終わりころか1世紀のはじめころとされます。長方形の土台に何本もの柱に囲まれ、6本の柱で構成される正面は公共広場に面していました。この神殿内に、16世紀にルネサンス調のコルボス侯爵宮殿が建築されてしまい、ローマ遺跡をだめにしてしまったと嘆く説もあります。