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ガストロノミー


カセレスはスペインで最も牧羊業のさかんな土地です。
何世紀もの間に渡って、アルカンタラ、グアダルーペ、ジュステの三山にかこまれた この地の羊飼いや農夫が伝承してきた素朴な料理が特徴です。

必然的にラム肉や豚肉料理が中心ですが、朝が早く、長時間牧場で過ごす 羊飼いたちにとって最も大事なのは朝食です。

一皿に栄養とエネルギー源がいっぱいのスープは彼らにとっての活力となります。
カセレスのレストランではメニューに百種のスープがあるともいわれますが、 それは、この羊飼いの朝食の知恵がいかされているからです。

ラードや豚のレバーが入っているスープ、ソピカルドは、村により、家庭により、皆味も 内容も様々です。パンとトマトベースの豚肉入りのスープにほしいちぢくを散らす 珍しいスープも有名です。

その他、玉ねぎ入りのあげパン、レパパロスや、グリーンアスパラガスの卵とじ、 パタテラと呼ばれる、カセレスでしか食べられないジャガイモがつまった腸詰も 魅力です。

エクストゥレマドゥーラ州は海に面さないので、おもに淡水魚を利用しますが、 ブロサスの郷土料理でテンカ(コイ科)のフライなどがあります。

素朴なテーブルを飾るには、地元のピタラ(素焼きの壺)でつくられた白ワイン がおすすめです。