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ガストロノミー

マドリードのアルカラ・デ・エナーレスはドンキホーテの作者セルバンテスが 生まれた町です。なので、アルカラの街中でのレストランやメゾン(居酒屋)では、 カスティーリャ地方の料理はもちろんですが、ドンキホーテの舞台となるラマンチャ 地方の料理も味わうことができます。
例えば、ドンキホーテの寓話の中に登場するにんにくスープやミガと呼ばれる フランスパンを削って炒めて作るラマンチャの郷土料理が有名です。
特にミガはチョリソという豚の腸詰が入っているものや目玉焼きをのせて出すものもあり、ボリューム満点です。
メインディッシュとしての名物はなんといっても子羊や子ヤギのアサード(グリル)。
シンプルな味付けのアサードには、エナーレス谷の畑でとれる新鮮な野菜がおすすめです。

アルカラの町には観想修道会と呼ばれる、中世の修道院がいくつかあります。
この修道院では、様々なスイーツが伝承されており、ロスキージャス(揚げドーナツ)、 アルメンドラ・ガラピニャーダ(キャラメルソースをからめた炒りアーモンド)、 タルタス・コストラーダス(アーモンドパウダー仕立ての四角いケーキ)が有名です。
中でもクララ修道女会のサンディエゴ修道院では、中世の習慣通り、回転式受付台(修道女とは顔をあわせることができないため、全ては壁の中にとざされており、 この小さな窓口だけが外部との接点となっている)を通して、修道女手作りのアルメンドラ・ガラピニャーダを購入することができます。

セルバンテス生誕の地アルカラでは、1997年より毎年9月の末頃に市役所主催の セルバンテス祭りが催され、たちならぶ出店で、ラマンチャ風郷土料理が楽しめます。

また2月には、グルメフェアも毎年開催されていて、タパスを含め、多くの カスティーリャ・ラマンチャの郷土料理がお手頃価格で味わえます。